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アーサー、スコットランド人馬術指導者との出会い

6月の決算が終わってから、7月末ごろまでは、しばらく据え置きに
なっていた「乗馬の理論」を継続した。

日本語&英語、ビデオ&YouTubeと、とにかく片っ端から、、、パブ
ロフの条件反射になるべく、、、、

ここでは、スコットランド人の馬術指導者のアーサーについて書いて
見たいと思う。

(この続きは ↓ の read more... を押してください)


日本での資格、、、現在4級。実は、10月の日本では3級検定、そして
11月に乗馬学校の試験と計画中。

上達するには、今までの技術をさらに理論で基礎固めすることが必須。

世界の馬術業界での神様ともいわれる偉大なる指導者、、、米国のサ
リー・スウィフトの論理を、本(英語版+日本語版)そしてビデオ(英語
版)をバイブルとして、時間があれば視覚と聴覚で叩き込む努力をして
ます。

ところが8月前半、このサリー・スウィフトにも匹敵する、、、いや、も
しかしたらそれ以上?の指導者かもしれないコーチに出会った。

馬とは「共同」スポーツという何よりも一番大切な「人間と馬」とが公平な
立場で信頼関係を築くことが一番、大切、、という論点に立って、馬に上
から目線で接しないという点で、、、彼と自馬HawkとBeauとの関係を見
ていると、言葉なしで、彼がそれを実行しているのが一目でわかる。

それが、スコットランド人の馬術指導者のアーサーである。

アーサーから学んだことは、馬術だけではなく、世界の競馬業界や馬
術業界だけではなく、ドレッサージュ(馬場競技)で必要な馬の選び方
や自分にあったサイズなど、多岐にわたる。

日本と違い、当地では「自馬」をもつことが基本であり、馬具屋へ行っ
ても最初に必ず聞かれるのが「馬の種類とサイズ」である。

馬の種類やサイズで、馬具も変わり、鞍も変わり、ガレットも変わり、ガ
ース(腹帯)の長さも、、、とにかくすべてが「自馬」にあわせて購入する
のが当然。

よって、当方が日本の所属クラブには100頭ちかくのサラブレットがい
て、今まで乗ったのはそのうち20-30頭位だが、彼らにあうようなサ
イズで探そうとすると、まず間違いなく「自馬のサイズと種類」を聞かれ
て、いちいち、説明しなければならなかった。

当然、当方も自分の本拠地である豪国の自宅そばに「自馬」をGETす
べく、動いているのですが、これがなかなか大変である。

めでたく自馬がみつかれば、預けるパドック候補は3か所ある。

1つは、自宅から車で2分。もう1か所は3-5分。3か所目は15分の
距離。

いずれにしても、自馬とライダーである当方の両方のレッスンが必要で
あるから、それが可能な場所であり、あとは毎日、通うことを考えた場合、
必然的に決まってくると思っている。

それと留守の間に、馬主同市でお互いの馬を世話してくれる、、、そうい
うコミュニティが必須である。今、2か所のパドックで、当方が世話してい
る馬がいるので、これも将来、自分が自馬を持ったときに、このネットワ
ークが役にたつはずである。

日本にいれば、所属の乗馬クラブがあれば、ライダーの自分は、技術の
向上だけを考えて専念できるというメリットがある。競技会へも、自分の
車の後ろにフロートをつけて、馬を移動させる必要もない。

その変わり、クラブの規定で、いろいろなしがらみもあり、自馬ではない
ので、なかなか広い範囲での知識の吸収が困難である。

豪国では、乗馬=自馬が基本であり、自馬を持つことだけでなく、自馬
の管理から世話まで、すべて自分の責任になる。

幸い、そういう環境にいるので、自馬をもつオーナー・ライダーとも何人
か知りあい、また留守に世話を頼まれることで、異なる種類の馬に乗り、
オーナーごとで与える食事の違いを学び、、、いろいろな経験ができて
いる。

昨日は、AlliのオーナーのSteveがひずめの世話をしているのを横で
教えてもらい、どういう対応をすべきか学んだ。今日は、Google検索で、
自分でもできそうな器具をみつけたので、将来、慣れたら自分でできそ
うである。

一度、ローカルの馬具屋で販売しているかを店のオーナーSteveに聞
いてみようと思っている。

何せ、人間の爪が伸びるのと同じで、馬も定期的にヒズメを切らないと
いけない。プロに頼むと高くつく。アーサーはFarrier(装蹄師)でもある
ので、一度、彼のHawkやBeauのひずめの手入れをしているところを見
学させてもらうのも妙案だな!

アーサーについていえば、実はアーサーに出会う前に、前述の屋根付
き大型アリーナのある施設でのレッスンを初めていた。アーサーと出会
ってからは、どちらか1か所に切り替えるつもりでいたが、今は両方を継
続している。

「馬とダンスするな自然な馬場」が目的であるから、長い目でみれば間
違いなくアーサーだけでよいのだが、そこはアリーナが狭く、今、目の前
の目的である日本の3級コース練習ができない。

だから、もう1か所をキープしている。

自馬が簡単に見つからないので、来週からは今乗っているリトルジャッ
クをリースして、レッスン日以外に、屋根付きアリーナで3級コース練習
をする、、、これを狙ってもいる。

アーサーは、経験はもちろん、そうとう学識が深く、自馬を選ぶにあたっ
ても、彼以外の人間(=たとえプロといわれる人)であっても、見極めで
きない「失敗しない自馬探し」、、、では、彼以外には適格な人間はいそ
うにない。

特にWorking Equitationという馬術については、オーストラリアでも数人
しか本当に教えることができるプロはいないらしく、その一人がアーサ
ーらしいので、この技術は実に将来、必ず、身につけたい「人馬一体」
のダンスである。

ただ馬術や自馬選びを学ぶことについては、アーサーには200%納
得できるのだが、それ以外の鞍の話などになると、、、、。

何せ、彼は馬の専門家なので、蹄鉄など馬のヒズメの専門家Farrier で
もあり、また鞍をカスタマイズして世界に1つしかない自分だけの鞍を作
るSaddlerでもあるという多彩な才能の持ち主。

しかもアカデミックレベルも高く、論理になると、、、話が長い!

かくいう当方もアカデミックレベルは低くないですから、彼と話だすと、す
ごくためになるし、勉強になるのですが、たいてい、、、パドックで空が真
っ暗になるまで話が続くものだから、、、どこで話を止めるか、、、最近は、
これを身につけるようにしている。

何せ、当方が気にいって、イギリスからわざわざ取り寄せた馬場鞍、、、、
ボロンチョン!そこのパドック30-40か所の全体を管理するDarrlyが
「これが最近の傾向だから」といってもボロンチョン、、、、あまりむかつい
たので、それから数日はそこのパドックに脚をむけずにいた。

日本の所属クラブでは、その同じ鞍を(お試しで借りていたので)持ち込
んで、使っていた時には、インストラクターみなが「藤井さん、よい鞍です
ね?どこのですか?」なんて言われていただけに、、、、むかついた。

ともかく、日本の所属クラブの薦める鞍は当方のお尻にあわないし、1つ
50万円近くするので、「冗談じゃない!」と思っていた。所長も「藤井さん
は豪国で自分にあった鞍を探してください」と言われたから、そのつもり
でいた。

自分で日本であれやこれや調べたが、結局、豪国にかえってから、イギ
リスから直輸入するのが一番の方法とわかり、やっと届いた鞍だけに、、
アーサーにボロクソに言われたときは、超ムカつき!になった。

後日、ローカルの馬具屋へ言って、オーナーのスティーブに他の鞍を見
せてもらったり、いつも馬具を購入するブリスベンの馬具店へ電話して、
カイリーに聞いても、みなPanel(鞍尾)が上がっていて、Withers(き甲)の
部分が高くなっているのは、最近の鞍の傾向という。

日本の所属クラブのチーフインストラクターに聞いても同じ答えだった。

まあ、確かに鞍が馬の背中からあまり高くなっていると、馬の動きが感
じられなくなるし、馬もライダーの坐骨の指示が伝わりにくくなるから、ア
ーサーのいうことには一理ある。

9月14日の日曜日の馬場協議会で知り合ったComittee(委員)の一人が、
フラットな馬場鞍、、つまりTreeless Saddleに変えようと考えていると教え
くれた。

「それだ!」、、、つまりアーサーの言っているのは、昔からあった鞍の姿
、、、馬の背中にぴったりと着く鞍、、、つまりTreeless Saddleなら、ライダ
ーが馬の動きの感覚を失うこともなく、馬にもすぐ伝わる。

しかし、Treeless Saddleの鞍は、反動が大きいのでライダーがきちんと
乗らないとバウンスが大きくなり、跳ね上がる。

つまり、最近の傾向として、鞍のき甲部分が高くなっているので、今度は、
馬にあわせてGulletの角度がどうのこうのと選ばねばならず、、、でも、そ
のおかげで下手なライダーでも、振動を吸収してくれるというわけである。

アーサーにいわせると、これが馬への負担が大きく、そんな鞍を自分の
馬にはのせられない、、、つまり当方が乗っているがBeauだから、Beau
に乗るときはアーサー作成の鞍を使い続けることになった。

ま、確かに、アーサー作成のTreeless Saddle鞍、、しかもスパニッシュ鞍
にのっているとお尻が馬にぴたっと近い感覚がある。

しかし、ちょっとでもバランスを崩すと当方はBeauの上で跳ね上がってし
まう。だから本当に実力が試される鞍がTreeless Saddle鞍である。

これは上半身が固いときにおこる現象で、馬の動きに合わせられないの
で、ますます固くなって跳ね上がるという悪循環になる。

特にBeauのように鞭や蹴りなしで、ライダーからの指示をうけて、踊るよ
うにやわらかな馬術をみにつけいている馬は、乗り手のシートが確実で
ないとまったく動かない。

日本の乗馬クラブで、多くの下手なライダーをのせていて、蹴っても、鞭
でたたいても、拍車でひねっても動かない馬とは違う。あれは、馬がもう
自暴自得になっていてあとxx分、我慢すれば解放される、、、つまりどこ
も45分レッスンだから、ほとんどがベーシックレベルの会員が多い、へた
なライダーを乗せなければいけない乗馬クラブの馬が、我が身を守るた
めにつけた知恵であるから、それとは状況が違う。

何せ、そういう馬に対する虐待はできないからである。

拍車なし、蹴らない、鞭らない、、、、ライダーの「姿勢」と「坐骨」という
本来の正しい指示だけで動かさないといけないからである。

どうもアーサーの生徒は、まず最初この関門にぶち当たる見たいだ。

何年も自馬をもち、乗馬をしているというベテランとおもっているライ
ダーでもほとんどの生徒が、Beauを動かせない。

Beau自身も、乗り手の指示が明確でなく、中途半端でわからないの
で、混乱して、「ヘルプ!」といわんばかりに、アリーナの真ん中にい
るアーサーに助けをもとめてそこで止まってしまう、、、、というこれが、
アーサーの生徒になると、まず受ける洗礼らしい。

どんなに経験者でも、何頭も馬をもっているライダーでも、みな、この
洗礼をうけ、いかにライダー自身のシートと姿勢が大事であるかを身
をもって知らされることになる。

かつ自馬のオーナーに至っては、今まで馬の責任にしていたので、
実は自分の責任であると思いしらされる。なぜなら、問題があるとい
ってつれてこられた自馬でもアーサーが乗ると、何の問題もなく、鞭
も蹴りも必要なく、スムーズに軽やかに動くからである。

実は、当方もアーサーの最初のレッスンで、Beauがスーと真ん中の
アーサーのところへ「ヘルプ!」と行ってしまうのをやられた。

でも、その時のアーサーは、当方にそんなに悪くないと慰めてくれた。

というのも、どうもほとんどの人が乗ると、どんなベテランでも、Beau
が真ん中で立っているだけで、1時間のレッスン中ずーとそのまま動
かせないという生徒が多いらしからである。

とにかく、馬をけったり、鞭でバシバシすることはご法度である。

Beauには、発信の合図には坐骨を前へ押し出し、トロット(速歩)へ
は両足をひざから全体をきゅっと彼のおなかの皮に皺をよせる軽い
程度に合図を入れるだけ、、、Halt(停止)では、前はの体重移動だけ
で、たずなは引っ張ってはいけない。

という意味で、確かにアーサーのBeauとTreelessのスパニッシュ鞍と
いう組み合わせでのレッスンは、ハードルが高いが、確実に身につけ
ると、それこそどんな馬にも自然体での「人馬一体」の馬術への道が
開かれると信じている。

つい前回のレッスンでは、Beauとはアリーナを何周もトロットで回り、
スムーズかと思いきや、当方がバランスを崩すと止まる、、、とやられ
た。

でもそれをみていたアーサーの他の生徒フランス人のマーティンは、
10年以上も馬に乗っていて、ワーキングホリデーで来たケアンズで
も1年間、今、働いている乗馬ツアーの会社で毎日、馬にかかわって
いたのに、1時間ずーとBeauを動かせず、アリーナの真ん中に立った
まま、うごかせなかったそうである。

そういえば、先々週、彼とアーサーがアリーナの真ん中で、馬上で話
しているのをみた。あの時は、アーサーもHawkに乗っていたので、そ
うは思わなかったのだが、つまりマーティンはそういう状況だった訳
である。

ハハハ、、、私の方がましじゃない!とアーサーに言ってしまった。

このBeauの洗礼をうけて、「冗談じゃない、馬のせいだわ」と思って、
二度とレッスンを受けに来ないか、、、マーティンや当方のように、我
が身の未熟さに気がついて頑張るか、、、どうもこれで真の「人馬一
体」への夢は決まるようである。

レッスンを受けに来るのは、弁護士や金持ち、馬を飼育している馬主
や牧場経営者なども多くいるが、アーサーにボロクソにいわれたり、
Beauに下手をみ抜かれて動かなくなると、変なプライドが邪魔するよ
うである。

昨日もアーサーにボロンチョンにいわれた、、、、しかし「私はあきらめ
るタイプではないからね!」としっかり宣言しておいた。

日本の乗馬クラブも、もう少し、こういう信念で真の馬術を教えてくれ
るところが増えるべきだと思うのだか、、、反面、日本人客が「お客様
は神様」的な態度をとるから、それができないという事情もあるのだろ
う。

近年、日本での乗馬客の多くが主婦か定年後の夫妻、、、つまり若手
ライダーの育成の数より、お金のかかる乗馬を継続できる客を相手に
することで経営が成り立つという仕組みなんで、仕方がないというのも
わかる。

当方の場合は、幸い、日本の所属クラブでは、チーフインストラクター
が当方の担当。

昨年、新任のインストラクターのミスで、落馬させられ、当方が鎖骨骨
折した事件から、骨折で乗馬を上達する期間にあてていた時間を無駄
にすることへのキャッチアップの意味で、彼が当方の意思や上達度合
を常時、相談する相手として、豪国から日本へ帰る前には、必ず、行っ
てから無駄のない時間や馬の選択をしてもらっている。

しかし、日本での乗馬は高い、、、、自馬を持つという意味では、費用
だけではなく、馬があの狭い厩舎にいることすらかわいそうで、やはり
都会にすむ人間が自馬をもつということは、馬にも不幸であると思う次
第である。

とはいうものの、どうも豪国で自馬を見つけるまで、、かなり時間がか
かりそうである。

今の状況は、2か所でのレッスンとリース、、、、そして、今までのよう
に他のオーナーの馬の世話をして、という状況が続きそうである。

最初は、Joyのアンダラシアン種のFlash、そして次がJuliaのジョージ
(サラブレット)、3番目がSteveのAlli(ストックホース種)、、、と違う種類
の馬にのり、それぞれのオーナー違う食事の与え方を学び、それぞれ
の馬の接し方と乗り方に注意して運動をさせ、、、、となかなか日本で
はできない経験をしている。

特に、パドックから出すと、柵のないアリーナ、、、つまりだだっ広い敷
地で運動させることが多いので、突然、走りだしたりしないように、馬と
の合図には鞭や蹴りではない、ライダーの正確な「合図」と「姿勢」に心
掛けている。

パドックの向こうには一般道があるので、毎日、車がバンバンととおり、
どの馬もなれてはいるのだが、それでも運動中に、車がたくさんきたり、
子供や犬が来るとどういう反応をするのか用心する。

よくトレーニングされて過去に何度も長距離をトレイルしているFlash
など、全然気にしていないから安心だが、他の2頭については、用心
している。

もちろん、オーナーだと大丈夫なのだか、こちらは預かりの身、、、、
馬と当方がお互いに信頼してリラックスできる状態になるまでは危険
である。

そうそう数週間前、別のアリーナでFlashを練習していて、暗くなった
ので戻ろうと思ったときに花火が始まった。Flashはもちろん、近くにい
たHawkとBeauもパドックの中で驚く様子がない。

せっかくなんで、Flashの鞍をはずして、裸馬の背中で花火を鑑賞。

そのあと、Flashのパドックに戻り、しばらく裸馬での背中の動きを練
習させてもらった。

こういう練習にはFlashは最高に安心できる。
とてもじゃないが、GeorgeやAliiで裸馬の練習をしようとは思わない。

近い将来、自分にある自馬が見つかり、今、経験しているいろいろな
ことが、豪国で自馬をもつということの日々の世話と人脈関係に構築
していっていると考え、、、焦って自馬を探すのはやめることにした。

そのうち、天がきめた運命の馬がきっとあちらからやってくるはずであ
る....と信じつつ。


2014/09/20(土) | 乗馬!オーストラリア&日本 | トラックバック(-) | コメント(-)

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