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準チャンピン-Hunter Class-頂きました!

8/28㈰、予定通りMarreba All Breed Horse Show(=マリバ・オール・ブリ
ード・ホース・ショー)へ!日曜日は、全種目ライディングの競技会です!

ナント、終盤のハンタークラスでは、準チャンピオン(Reserve Chanpion
Hunter Hack)まで頂き、満足して帰ってきました。
RC_3.jpg
写真は、今日1日の入賞リボン-左から1位(青)x1本、2位(赤)x2本、
4位(緑)x2本とハンタークラスの準チャンピンリボン-です。
RCH_2.jpg
準チャンピン受賞!近くにいた人に撮影してもらいました。
(でも馬のことをよくわかってない人みたいで、Spiritの耳が後ろ向き...)

入賞後にSpiritと騎乗している私が一緒に映っている記帳な一枚です!
他のリボンは置いてきたので、入賞リボンたくさんのSpiritと撮影できず!

毎回の事ですが、これがサポーターなしの一人参加のデメリットです。

PS:どうもこの大会でのHunterでの準優勝はすごい名誉らしいです。プログ
  ラムをよく見たら、この後はSupreme Champion Show Hunterだけなの
  で、やっぱり初回参加の演技で準チャンピンはすごいことみたいです。  
  4月にクリニックの先生だったAshlayに報告したら、そう言われました。
  Ashlayもブリスベン在のジャッジ=審判員です。

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一人参加の最大のメリットは、時間と競技準備が同乗者に邪魔されない事。

同行者を家族or競技しない友人or競技会に慣れた競技者に限定しないと、
競技会の当日に、私は自分で馬の搬送から、競技まですべてを自分一人で
全部しないといけないですからで、時間が貴重なだけでなく、次になにをする
べきかを最初の競技時間にあわせて逆算して、すべてをこなしていかないと
いけません。

特に馬場の競技会の場合、到着後、馬をunloadさせ、体調はどうか?緊張して
ないか?など確認して、馬に餌と水を与え、リラックスさせた後、競技までの
時間を確認し、30分前には準備を完了して、ウォーミングUpさせてないとよ
い演技はできません。だから、すべて逆算して、時間計算の上、動きます。

何より、私がピリピリするとSpiritに悪影響するので、焦ったり、慣れない同行
者がいれば、集中できないず、競技会にむけて毎日、練習してきた全てが一
瞬でパーになります。

馬場の競技エントリーは、1馬1日2種目のみ。演技時間は数分ですが、細か
い動きと入り組んだコースを覚えて演技しないといけません。私には日本より
広いアリーナでの演技の全てを新たに覚えないといけないので、1日2種目で
も、私には精一杯です。

これがその日のジャッジの指示で演技するハッキング競技と大きく異なる点。
ハッキング競技は、何種目でも連続参加できるし、その場で参加が可能。

ハッキングは、馬場の普段の練習さえしていればジャッジから何を指示され
てもできないことはありません。

でも馬場は、日ごろの練習ができていて、かつコース上の各演技内容を確実
にこなさなければチャンスはありません。

だから馬場の演技は、毎日のコツコツとした練習の集大成です。

日本の場合、皆、自馬でなく、クラブの馬を数人で交代に演技。それに事前
に自分と馬の人馬関係を構築するのは予約がとれないので困難。
だから、私は日本では馬場をせず、障害ジャンプとコース競技を楽しみます。

日本と違い、自分で馬を連れていき、かつ競技をするので、競技会の当日
は、やることが多く、時間との勝負。馬のテンションも上がりますから、終
始、冷静に対応するには、やはり旅の同乗者はいない方が安全です。

私の目的は、競技で勝つことではなく、六甲山のようなグネグネ山道を越え、
かつ往復150km以上の距離を一人でSpiriitをフロートに乗せて、無事に旅
することで、余裕があればショーへ参加することでした。

なので、到着後、競技へ参加できたことがまずボーナスで、ましてや準チャ
ンピオンなんてありがたや~の大ボーナスです!

今回は、まず折れた手でも自分で三つ編みの準備ができたことだけでも満足
でしたが、今朝、うまくSpirit君を誘導して連れ出せたし、1時間ほどのドラ
イブで到着したので、到着着、すぐに競技へ参加できると判断。

でも、準備にあせってSpiritを十分にウォーミングUpできずに惨敗したくない
ので、最初は2種目だけのエントリーでした。順チャンピオンになれたのは
その最後の競技種目ハンタークラスです。

今回は、2回目のハッキングのショー参加だったので、パドック出発前には
(夜の間に草やドロで汚くなった)Spirit君の足や身体を洗い、到着後も多少
の化粧と髭剃りを顔や体に施しました!

「これでいいのかな~?」「ちょっと変かな?」と試行錯誤しましたが、Spirit
君は何せ体全体が白いので、顔の化粧は目の周りにほんのり薄くを心がけ
ました。前回、ケアンズショーでKristyが小さなスポンジを使っていたので、
真似して、スポンジを使ったら、簡単に、かつうまく薄っすら化粧に成功!

私は基本的に「なんで馬に化粧するのよ?競技力に関係ないでしょう?バカ
バカしい、、髭剃りも反対!」という主義ですが、RIOのオリンピックを見て
たら、ショージャンプですら各国代表が馬の顔に化粧を施して競技していた
ので、「う~ん!しゃーない!でもSpiritの耳の中は剃ないぞ!」で対応。

いや、とにかく、今回は「三つ編み」「山道」「フロート長距離運転」がク
リアーできたことで、来月9月にはもっと遠い距離でSpiritと出かける自信が
できました。

次回は、本当に行ったこともない土地で、かつ2泊3日のキャンピングでの
参加です。Spirit君は、旅には問題ない馬なんで、助かります!

その前に9月は、本シーズン、最後の馬場競技会があります。

まず各テストのコースを覚え、次に含まれる演技内容を細かく、練習しない
とよい結果は出せません。コツコツと時間をかけての練習が不可欠。

これがハッキングの競技と違う最大の違いです。

馬場競技での当日は、プレッシャーも高いですし、毎日、十分な練習をして
望まない限り、よい成果などありえません。

ハッキング競技は、馬場競技をしている人間には、比較的に楽な競技です。

ジャッジが無理な要求をすることもないので、馬場競技の練習をつんでいれ
ば、今回のような演技種目が200種類以上という大きなハッキングのショー
に参加することは、人込みやごった返しの馬たちに慣れるよいチャンスだと
思いました。

でもハッキングに初参加した時がケアンズ・ショーだったので、あのような遊
園地と競馬場にくるような観客でごった返す大きなショーには、やはりサポー
ターなしでは、危険だとわかりました。

何が危険かというと、観客が馬のことをしらないので、自分がつれていく馬に
いつ危険が及ぶか未知数すぎるからです。

今日のように、参加者のほぼ全員が競技関係者の場合だと、子供や家族つ
れがいても、皆、参加ルールとして、事前に厳重に決められたルールのもと
で行動するので、こちらに危険が及ぶという不安感がありません。

競技者は、競技だけに集中したいですから、自分の馬への予期せぬ危険を
考えないでいられるのはおおきなメリットです。

前回も今回も、どちらも初参加なので、ハッキングの競技会へ行ってみてから
でないとわからないことも多かったですが、今回は、楽しむ余裕もできました。

天気にも恵まれましたし、ケアンズショーでの3日間連続参加でなく、1日限
りでSpirit君の疲れも軽減され、私も帰宅後、フロートを洗浄し終わるのが夜
になっても、明日の心配がないので、気が楽でした。

ジャッジには「一人でケアンズから初参加?サポーターなしで、自分で馬を
連れて、この大会にいきなり参加したの?」と驚かれましたけどね、、、、

帰宅して、ガレージ開けた途端、家の奥でMING姫がギャーギャー「お腹すい
た~」と文句いってるのは毎回のことでしたけど、、、(笑)。

2016/08/29(月) | 乗馬!オーストラリア&日本 | トラックバック(-) | コメント(-)

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