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「英語術」オーストラリアでの社会人大学院生

オーストラリアは専門職としての仕事につくのに「年齢」は関係ない。採用・不
採用を年齢で選択することは禁止されている。実際問題、「技術」や「専門性」が
年齢より優先されるのが現実である。

ゆえに、一度、社会人として実務経験をつんだあと、自分のやりたいことがわかり、
大学や大学院で勉強する「社会人学生」がオーストラリアには本当に大勢いる。

(この続きは ↓ の read more... を押してください)

さてこの2月から、また藤井のJCU社会人大学院生活が始まった。
藤井のオーストラリアでの3回目の社会人大学院生は昨年2009年2月にスター
トした。

昨年の経験から、CQLAを経営し、またFMラジオ2本を担当しながらの環境で
の社会人大学院生として、できる科目は半期に2科目が限界だと理解している。

今年の選択目は、昨年に諦めた「法律学」の最初の科目は必ず選択すると決めてい
た。これを終了しないと、今年後半に予定している、もう一つの「法律学」の科目
がとれない。

日本の法律は、オーストラリアとは全くシステムが異なるので、去年、あきらめた
時点で、これから1年かけて、時間のある時に、日本の法律との違いを少しでも理
解してから..と考えていた。しかし、現実にはそんな余裕もなく1年がたった。

今年最初の科目も、今年は1月からたっぷりと予習勉強してからと思っていたが、
結局、(【海外のプロ】のプロジェクト・リーダーとし責務に時間をとられて予習
の時間がとれず)ギリギリになった。フルタイムの仕事、特に会社を経営しながら
というのはやはり予期せぬ事が多く、思うように勉強への時間の配分ができない。

インターネットでダウンロードしたサブジェクト・ガイドに指定された教室に行く
と、馴染みの顔、そして新しい顔の面々が続続と並び、また国際色の濃いクラスだ。

オージーは勿論、アメリカ人、スペイン人、北欧系、ブラジル、中近東、インド、
中国、フィリピン、マレーシア、タイ、韓国、日本人も数人いるようだ。

年齢も大学4年生を卒業して、そのままマスター(大学院)レベルへと進んだ学生
もいるようだが、多くは、一度、大学を卒業したあと、社会人学生として戻った学
生である。しかも、その国際色の豊かなことは、上述した通り。教える教授もアジ
ア系のオーストラリア人女性。

10年前(のMBA)と比べると、圧倒的に国際色が豊かになり、社会人海外留学
生の増加が面白い。毎回、どのサブジェクトも社会人海外留学生が多い。

昨年、クラスにいたアメリカ人とカナダ人の海外留学生に理由を聞くと「オースト
ラリアへ旅行に来て、ケアンズが気にいったから、ここで永住権とって暮らそう
と思った」と言っていた。理由は同じでも、ひと昔はそれが努力して学位を取ると
いうことにはならなかったが、よりスパンの長い、ハイレベルな人生計画と実行
ができるワーホリやバックパッカーが増えたという意味で、大変に良い。

そういえば、昨年クラスメートだった某日本人の女の子も20代後半でワーホリ
に来て、ケアンズが気に入り、スポンサーがビジネスビザを取得してくれるはず
が世界不況で駄目になり、あきらめきれないので日本へ戻り、お金をためて戻り、
大学院で学位を取得し「専門職」で永住権を狙う方法に切り替えたと言っていた。

お金もかかるし、時間もかかるが、英語力と頭脳のある人間なら、大学院で「専
門性」を身につけるのが一番である。思った通り、まだ1年目の段階で、将来の
専門性を見て、彼女はその元の会社に「専門職」のジュニアとして採用されたか
ら、あとは時間の問題(=数年)である。

結果的には、(英語力と頭脳があれば)長い人生の賢い判断と行動である。

スタート時間数分前に教室に入った藤井のすぐあと、教授が現れ、そのあとから
顔見知りのティナがすぐ藤井の横に座った。PCに藤井のIDとパスワードを入
力したが、作動しない。ティナが試したが、同じ結果で、PCが故障と判明。

藤井の左隣に座ったロージーは、さっき入口で立ち話した一人。エンロールしたば
かりで、PCの学生IDもパスワードもないというので、藤井のデーターを入力し
て、結局、二人でひとつのPCをシェアーした。

教授のレクチャーノートは、すでに家でプリントアウトしてきてあるので、別に画
面を見る必要はない。ただ、新しい学生もいるので、教授は説明してあげたかった
らしい。全てのレクチャーノートは、サイトにあること。毎週の課題の答えはレク
チャーのあと、サイトにUPされること。テストの一部は、ネットでサイトにアク
セスして2回トライして、どちらか高い成績が勘案されること。

藤井は事前にコースガイドを読んでいたので、疑問に思っていた「サイトでテスト
中にネットがジャムしたり、フリーズしたりしたらどうなるのか?」と教授に聞い
てみた。彼女の答は「その時はメール頂戴」。思った通り、できればサーバーの
安定している場所で、、、、フム、、、、ま、思った通りの回答だけど、、、。

今回のクラスには、半年前の科目でチームを組んだクリスと、その前の科目で散々
迷惑をかけられたXがいた。Xは、口ではすごいこというくせに、毎回、手ぶらで
Meetingに来た、最低最悪のチームメイト、二度とご一緒するつもりはさらさらない。

授業のハーフブレイクの時、トイレ以外は誰も教室をでない。思わず、藤井が隣
のロージーに「ブレイクはいらないから、その分、早く終わってほしいよ」とい
うと、ロージーも同感。

最初に自己紹介したのは藤井だが、彼女もなんと10年ぶりの大学復帰という。
昨年まで夫と二人でタウンズビルで事業をしていたが、子供が3人になったので、
実家のあるケアンズへ戻り、これを機会に大学へ戻ることにしたという。大学院
は夜の授業か、週末の土日の終日のクラスなので、仕事の終わった夫か、実家
の協力がなければ、とても大学院へ戻ることなんて考えられなかったという。

藤井は?と聞かれたので、10年前にMBAを終了し、そのあとすぐMBA名誉学
位に招待されたが、CQLAを起業してからは忙しく、名誉学位はストップ。
(彼女が藤井の理由にすんなり理解したのは、勿論、彼女が夫と経営していた
会社の経営者だからであるとスグわかった)

10年後、途中放棄の名誉学位よりMPA(Master of Professional Accountant)
の方が、自分自身そしてCQLA顧客にもメリットがあるからと説明した。
過去、年とって向上心が欠如した元アカウンタントに、クライアントである一般
人の藤井にミスを指摘されて怒り「今日をもって君のアカウンタントを辞任する」
と言われた話をして盛り上がった。

ティナはというと、そういえば、この子、頭がいいのか?おとぼけなのか?なかな
かお茶目だったなーと思い出す。昨年、最後の試験終了後「いやーチャプター12
なんて試験にでると思わないから全然勉強しなかったので、あの部分はゼロ点よ、、
ハハハ」なんていっていた子である。

入口入るなり、藤井の顔みて手を振るんで、すぐ隣に座った。名前も覚えてなかっ
たが、、、どうもアジア系の海外留学生だと思っていたが、フルタイムで働いてい
て、急いで卒業するつもりもない、藤井と同じスタンス。アジア系の移民で、中国
系か?色は黒くないので、フィリピン系ではなさそうだ。でも、この子はなかなか
賢いかもしれない。

社会人大学院生は、講義が終わるとさっさと帰る。藤井もいつもとっとと自分の車
へと向かうので、半期に2科目だけなんて学生でいると、そんなに親しくなる学生
は少ない。

今年の前半期の2科目とも、個人レベルで完結できるので幸いだ。

チームでの研究論文は、組んだ相手が悪いともうギリギリの場面まで振り回され
る。それが前述のXであり、もう一人の女性Yだった。Yは、たぶん、来週末の集
中講義「法律学」には来ると思うが、、昨年は、彼女もこのサブジェクトはとってい
なかったので、、、。

今や日本政府も企業も「新卒」を「純粋培養」する体力はない。また「終身雇用シ
ステム」は企業リスクが高く、働く会社へのロイヤリティーの低下とプライバシー
尊重の構造、そして大型高度成長の望めない日本国と国内企業には、今後「終
身雇用」を採用することはあり得ない。自殺行為である。

日本は、少子化で大学経営も危機化している故、人生のスパンの長くなった現代
の人的構造にあわせれば、日本政府と企業は、社会人大学生マーケットの構築
を考えるのが賢い方法である。

勤勉な日本人は「学び」にはお金と時間を惜しまない。日本国家の再生を考えれ
ば、純粋培養でなく、既存の「札」をも有効利用する考えが政府や企業には欠落
している。

個人が自分で勝手に資金と時間をかけて向上してくれる社会人大学生の中から
優秀な人間を獲得する方が、現代の社会構造下では、企業には多いにメリット
がある。特に海外とのビジネスが不可欠なボーダレス時代、、、時間と判断の
養成は今の日本国家には無理である。

二度目の社会人完成品を利用する方法を構築する方がよほど理にかなっている。

このままでは、賢い人間は、どんどんと海外へ流出する。その意味でも、教育制
度と企業体の関係は改善すべきだ。

シニア人口が増えて、シニア獲得を考える大学のビジターコースはあるようだが、
これだけでは、国家の利益にはあまりならない。

それより「学位」を与える、真剣にお金と時かを使ってでも、苦労してでも自分
に投資したいと考える「社会人学生」マーケットにも門戸を広げるべきである。
それこそ、長いスパンでの国家再生に役立つ。

社会人学生は、10代の学生と違って、教授への突っ込みも容赦ないから、必然
的に相乗効果で「個人」「大学」「社会」「企業」「国家」と全体レベルも上がるはず
である。

社会人大学生は「自分のお金」と「意思」でわざわざ仕事と学業のハードルを選ぶ
訳であるから、当然、職業意識も高い。企業は、新人をゼロから育てる時間も費用
もいらない。

ある程度、社会経験をつんでから、また大学や大学院で学ぶのだから、実践への
修得・対応はものすごく速い。

最近は、オーストラリアの大学でも、日本人の社会人大学生や大学院生が増えて
きているようで、結構なことである。我がクラスにも何人かいるようだが、、、。

ここで、海外の大学や大学院で勉強しようと考えている諸氏へ、アドバイス。

英語力は、大学レベルより、大学院レベルの方がはるかに高い。授業のスピード
も数倍速い。

だから、将来、英語圏の大学や大学院で、社会人留学生をと希望される諸氏は、
読む・書く・聞く・話すの全てに磨きをかけることを徹底しておくことである。

そして、もうひとつ。

今やPCとネットが(英語)でできなければ、授業についていく以前の問題で脱落
する。登録も、大学やコースに関する情報収集も、今やネットで自分でアクセスし
なければ、たちまち着いていけない。

藤井の今回のサブジェクトのように、ネット上での試験や討論もある。

勿論、論文リサーチも、今やすべてネットだろう。少なくとも、藤井はほとんどネッ
トでの情報検索であるので、図書館へは、指定された本を借りる以外はいかない。

そういえば、10年前のMBAで馴染みになった図書館員のキャシーが「最近は図
書を利用する学生が減った。皆、図書館でPCに向かって、黙々とリサーチしてい
る」と言っていたのを思い出した。

ネットでリサーチした資料も、そのカテゴリーにより、論文での参考資料として既
述するその書き方の指定も異なる。

そうやって考えると、海外留学生として大学生や大学院生を成功させるには「英語
力」だけでなく、時代のテクノロジーが使いこなせなければ、とても達成できない。

勿論、ビジネスの世界でも、海外では、英語でPCやネットを使えない人間はつか
いものにならない。

海外で大学生や大学院生を目指す、日本の諸氏、是非、これらの必須事項を学位
を勉強しながら、身につけられるなんて考えないことである。昔の大学生とは違う、
今は、必須で身についていなければ、間違いなく、大学から落ちこぼれる。
特に、大学は4年間あるが、大学院は2年であるから、確実に落ちこぼれる。

藤井自身、10年前と今では、ネットはPCはあの頃以上に必要不可欠であること
を感じるし、10年前はまだ教授が資料を配っていたが、今は、各自が事前にネッ
トでダウンロード&印刷してこないと、授業に参加することすらできなくなる。

日本の諸氏、欧米豪の大学は「入学するより卒業する方がはるかに難題である」
ことを肝にすえて、総合的な「英語力」を十分に準備しておかれることをアドバ
イスする。

英語圏でのハイレベルな学位を狙う場合、経済性・安全性・国家の将来性、そし
てアジアの場合は、母国から近隣性などから英米でなく、オーストラリアへ留学
を望む海外留学生は年々増えている。

特にアジア・インド近隣国からの優秀な海外留学生が年々増えている。英語圏へ
海外留学できる彼らは、母国の超エリートである。

そして、益々、世界経済の成長が注目されるアジアやインド圏などの優秀な海外
留学生とのコネクションは、英語圏オーストラリア国での海外留学の「個人」だけ
でなく、母国の「企業」にも魅力がある。

社会人留学生として海外へチャレンジする雄々しい日本人社会人学生が、今後、
増えることを、多いに期待したい。

人生、長くて短い。

「脳みそ」の使えるうちにどんどんと、自分に鞭打つことだ!
「脳みそのしわ」がふえれば、発想も変化し、世界はもっと楽しくなる!

人生は「努力」で変えられる。世界へ羽ばたけ!日本の諸氏!





2010/02/27(土) | 「英語術」国際人の英語とは | トラックバック(0) | コメント(-)

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