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「英語術」多国籍の大学院生

先週からの新しい法律学のサブジェクトは'Law of Business Organisation'。
現在の大学院のコースでも、週末だけに講義を集中させて、短期間の間にマスター
させるという超ハードなパターンである。

特に今回の'Corporate Law'つまりビジネスにかかわる「法律」はオーストラリア
の法令の中でも一番法令が多く、分厚い法令集。実際の裁判での「判例」と「法令
集」の両方をあわせながら学ぶのだが、短期間に覚えるのは非常に困難を要する。

2週間前には始まり、4回x4日間の講義が終わり、2週間後にあと2回講義が
ある。その間に、論文リサーチをして提出。そして2.5週間後には最終試験。
と、始まる前から超過密なスケジュールで、その内容も並大抵ではなく、先月終わ
った統計学の教授のTahaですら「法律学の集中講義で本2冊をすべてマスター
しろなんてむちゃくちゃよね」と同情してくれた(笑)。

しかし、ビジネスにかかわる実例や法令は、深く知れば、知るほど面白い。

また今回は、それ以外にも面白いことを発見した。

普段は、あまり雑談することもない大学院のクラスメート達だが、週末の集中講義だ
と、その週の土日は終日キャンパスにいるので、少しの雑談でも多くの人間と関わる
ことができる。

今回は、スウェーデン人、日本人、インド人、パキスタン人、中国人、ハンガリー人、
インドネシア人、オーストラリア人のクラスメートと、それぞれ別々に話すことがあり、
思い返すとなかなか面白い。

(この続きは ↓ の read more... を押してください)


総じて言えることは、さすが大学院で学ぶ人たちだけあって、皆、「優秀である」
ということ。

さまざまな国籍のバックグランドの学生がいて、半分はオーストラリア人だが
半分は海外からの留学生。

留学生は「学生」がフルタイムの仕事なので、他のサブジェクトでも顔なじみの
学生が多いだろうが、藤井のようにフルタイムで仕事を持ちながら、大学院を続
けるパートタイムの学生には、こういうチャンスでもない限り、ほとんど「雑談」
することはない。

特に、藤井は普段からあまり無駄な雑談には興味はないので、たいていは毎週
ある講義のサブジェクトでも、学生と雑談するより、休み時間は教授や講師に
質問して、少しでも時間を有効にするようにしている。

この講義を教えているのは法廷弁護士'Barrister'である。
つまり法廷弁護士は、普通の弁護士'Solister'より断然格上だ。

今朝も講義の1分前に到着し、最前列の席を3つ占領し、カバンを右席におき、
ランチBoxを左席に、シアター式の机を二つ広げて、左に「法令集」と「判
例州」右にはパワーポイントのノートを広げて、(事前に勉強しておいたメモ
に加えて、教授の言う重要ポイントを追加していった。

この教授は、休憩時間を長くしている。
(ちなみにこの法廷弁護士の教授はランチはたべない!)

理由は、休憩時間を「個人のコンサルティング」にあてているからだ。
(前回、講義時間内に多くの質問に答えすぎて、延長が繰り返され、全員が興
味をもたない質問も中にはあるので、今回からこのスタイルに変えたそう。)

モーニングティー休憩30分、ランチ休憩1.5時間、アフタニーンティー休憩30分
とあり、質問がある生徒が、個々、教授の部屋を訪ねるようになっている。

藤井には、休み時間、別にグループで雑談する必要はまったくない。

だから、トイレ休憩はとるが、お茶を作りに隣のパントリーにいってもさっさ
と席に戻り、復習をする。ランチタイムには、さっさとランチをすませて教授室
へ質問へいく。必ず、その日、その日で、質問事項があるからである。

「時間」これが一番大切で、仕事をしながら学ぶにはやはり24時間を無駄に
しないで、いかに有効的に使うか?これがキーだからである。

幸い、長い間、机に座ることも、講義を受けることにもまったく抵抗がないので、
これは自身のメリットだと思っている。

今回、何を発見したかというと、それぞれ異国のバックグランドをもつ学生との
ちょっとした雑談からである。

まずハンガリーのA氏。

彼は、旧社会主義国が嫌で、家族をつれてオーストラリアへ来た人。40代中盤
だと思うが、非常に賢い。母国では会計士で、かなりの地位だったらしいが、この
国では社会主義国の資格は通用しないので、「永住権」および「資格」のために
この大学院のMPA資格を学んでいる人である。

休み時間に声をかけられた。「MIKA、このサブジェクトの最終試験、心配だ
よね」「うん、彼女は法廷弁護士だから、採点条件、非常に厳しいと思うよ」と
いうと「えー法廷弁護士?」「知らなかったの?」などなど。勿論、英語の会話。

彼の印象は、母国で会計士なので会計関係の数字のサブジェクトはとても強いが、
特に統計学でも複雑な方程式はお手の物だったし、、(過去の他のサブジェクトで
一緒になった時の印象で)どちらかというと物事をマイナスに語る人というイメー
ジがあり、あまり話しかけたいとは思わなかったタイプ。

ところが今回、藤井が「何言ってんのよ、スーパー賢い貴方だから心配する必要な
んでないじゃない」というと「僕は賢いように見せてるけど、別にそんなスーパー
賢い訳じゃない」なんて母国での履歴を語りだした。

「へー、以外と素直じゃない?」なんて、彼を見なおした。

でも、この人、アカデミックに頭いいだけじゃなくて、以外と現実の社会でもちゃ
んと人間関係できる人かも?と見なおした次第。最近は笑顔もでるし、、、(笑)。

次に、チャイニーズのB君。

彼は20代の学生で、頭がいいのは誰もが抱く印象だろう。とにかく、毎回、あーだ、
コーだとのべつくまなく自分の意見をいう。通常は、いい加減にせーよ!と教授も
生徒も思うのだが、今回の教授=法廷弁護士は、どうもこの理屈屋さんのB君はお
気にいりらしい。(弁護士のネイチャーで、こういう理屈タイプのB君がが面白い
のだろう)

ランチタイムの教授室へ行くと、彼とインド人のC君、パキスタン人のD君が論文
課題への質問をしていたので、ジョインした。

このチャイニーズのB君は、教授から最短距離のポイントだけ聞き出そうとするの
だが、教授から「本をまず読みなさい」と言われている。でも彼女が彼の頭の良さ
を認めながら、からかいながらコメントを楽しんでいるのはあきらか。

自分の作戦どおりに最短距離の回答が得られないB君はそれでも頑張るので、藤
井が「ヘレンは君がお気にいるだから、からかってるのよ」というと教授も「そうよ、
私は彼がお気にいりよ」と、、、、(笑)。

その後、この法廷弁護士と彼とのやり取りは、講義の中でも何度もあり、そのたび
にヘレンは「本をよみなさい」と言われ、クラスメートからも「B君、それはxx
を読めばわかる」と言われるが、彼はどうしても最短距離の回答がほしいから、あ
きらめない。理由は簡単で、他に同時進行している「経営学」があるので、最短距離
で論文を書きたいからである。彼は賢いので、ポイントさえわかればそれなりに書け
るのだろうが、教授はあきらめず'I'dlike to inviet you reading Chater 10,
11, 12, 13,,,, and 24 about your points you raised'と、B君をからかいながら
言い続けた。

インド人のC君は(他の科目の教授曰く、)インド人グループの中でも賢い学生
らしい。藤井も同意する。パキスタンの彼は、母国ではエンジニアでエリートらし
く、欧米圏での大学院資格の取得は、帰国後にもっと高い地位を狙えるからという
ことらしい。インド人の学生は、勿論、カースト制度の国なので、親が金持ちで、
パキスタンの彼と同じ様な理由で、この国で大学院資格を取らせるために送られて
きており、そんな中でもこのC君は真面目で、性格もよい学生である。彼なら、
たぶん、この国に残っても、誰とでもやっていけるかもしれない。

あとはスウェーデン人のE君。

そうそう、彼は確か、昔、オーストラリアへバックパッカーで来て、ケアンズが
気にいり、北欧の寒い生活がいやで、ここへ戻り、彼が大学院で勉強している間、
奥さんが働きながら生活費を出し、彼は家の中の担当、、、そういってたよな?
と思いだした。

スウェーデンでは、大学院資格をとると、政府は一部を補助してくれるが、お隣
りのデンマークでは100%政府が負担してくれるそうである。スウェーデンと
デンマークの関係はオーストラリアとニュージーランドのような関係か?と藤井
が聞くと、同じようだと言っていた。

彼のアカデミック性については、あまり分からないが、大学院のこのコースにい
るということは、やはり超賢いのである。それに性格が優しいので誰でも人受け
するタイプ。

この科目が最後で、早速、仕事もきまったらしい。

そして、インドネシアからのFさん。

顔なじみではあるが、挨拶程度以外は、ほとんど会話したことはない。(講義の
直前に来て、終われば夜9時。教授に質問する時間が精いっぱいで、教授陣も生徒
も、皆、さっさと帰宅したい、、これが通常のパターンだからである。)

初日の休み時間のブレークでの会話で、藤井が「このサブジェクトで最後よね?
おめでとう」というと「でも仕事がきまらないのよ」という。他の生徒は、だい
たいこのコースの途中で仕事が決まるが、彼女はまだ。。

聞けば、彼女は母国では大学で法律学位をとり、この国でも経営学を終え、そして
今、大学院でのMPAの学位を終えようとしていて、アカデミックレベルは高い。

2日目の雑談で、前述のE君と同じ会社のインタビューを受けたのが、彼女が落ち
て、彼が採用されたらしい。「今まで勉強ばかりしてきたからかしら」と落ち込む彼
女に藤井は色々な例をあげながら彼女を励ました。

確かに賢い。しかし、過去にコレ!という仕事の経験がなく、しかも見た目もすっきり
せず、面接など対面での応対が弱いらしい。性格のよさそうな女性なのだけどね、、、。

びっくりしたのは、2日目の某休み時間に彼女が「私の夫が、、」「えっ!結婚してた
の?」となり、なんと、相手は藤井のゴルフの知り合いだったことが判明。世の中は
狭い。

アジア圏の女性と欧米人の年の離れた夫妻。またか、、、と思ったが、彼女はアカデ
ミックレベルで非常に賢い女性で、当地へ来て6年。この国大学で経営学の資格を
とり、現在、大学院でMPAの資格を終了しようとしている。

たいていの場合、アジア圏の女性と欧米人の年の離れた夫妻は、女性は母国を出
たいから、男性の場合は、最初の結婚が失敗したので、母性的な女性をもとめてア
ジア圏の女性をさがし、しかも必ず、年の離れた女性であるので、藤井はいつもこ
ういう男性には、一歩、距離を置く。(我がラジオ局にもいるよのね、一組。しか
もその年老いた男性、藤井は会話して、スグに拒否感を頂きました。)

ただ彼女はどうもそういうタイプとは、少し、違うようだ。
少なくとも、アカデミックで高いレベルの女性で、この国で自分の力を発揮しようと
努力している。応援したいタイプだ。

もう一人いた日本からの男性40才代?、、は途中で消えた。

他のセブジェクトの自己紹介で、日本からの留学生ということだけは知っているが
他には彼のことは知らない。雑談することもなく、いつの間にか消えました。

今回、2日目の休憩で、パントリーへ行く途中、昔のMBAのクラスメートで、以後、
大学で教鞭をとるJohnに出合い、彼も藤井にあって嬉しそう!彼は教授への道
をまざし、確か、先々月に偶然、学内であった時、助教授一歩手前と言っていた
ので、おめでとうといい話しが盛り上がった。別の教授の部屋で、、、。

先週の統計学者のTahaといい、このJohnといい、アカデミックの世界で生き
る人たちは、自分の研究が目的なので、大学へ残り、教える。(研究だけでは、
大学にいられないですからね、、お仕事=教える、、、これがないと。)

藤井はどちらかというと、大学院の学生より、教える側の人たちをウォッチンする方
が面白い。

何故なら、大学院の他の学生の目指すものと、藤井が大学院の学位から目指す
ものとが異なるからである。

藤井も仕事ではCQLA講座や講演で「教える側の人間」である。よって、常に
「学ぶ」側と「教える」側の視点で物事を考える。

結果、経営者&大学院生として「学ぶ」から生まれる「教える」は何倍もの意味
と効果を与えてくれる。マルチな角度からまた新たな考えが次々とひらめくから
である。

PS:
Taha(統計学の教授)からタウンズビルのJCUで来週セミナーがあるから
行かないか?と声をかけられた。JCUの学生または教員であれば「無料」だそう。
彼女はこういいう一面があるからおもしろい。今回は集中講義の科目があるので
いけそうにないが、機会があれば、時回は是非、同行しようと思う。



2010/07/10(土) | 「英語術」国際人の英語とは | トラックバック(-) | コメント(-)

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