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「オーストラリアが好きな理由」TVの討論会

オーストラリアが好きな理由はたくさんある。
その一つが、TVの討論会である。

たいていの場合、司会者は「辛口のコメント」でグサ-と相手に質問する
のだが、「自己主張すること」を小さな頃から教育をうけている白人社会
の人間は、頭のいい人なら、それをもろともせずに、瞬時に切り返す。

司会者側で藤井が好きなのは、ABCの政治コメンテーターのラリー(彼は
数日前のプレスコンフェレンスで、新女性首相ジュリアにすごい槍を投げて、
翌日の新聞やTVで話題となった)。

次に同じくABCのケリー。彼も相手の言うことを、うまく誘導して、常に
辛口のコメントで誘導する。

あとはSBSの番組「インサイト」の司会者、ジェニー。ジェニーは毎回、
50人近くの参加者を纏めて、右へ左へと話題を回し、頭の良さがわかる。
話題は政治というより、民間のさまざまな問題点をトピックに参加者からの
意見をまとめるというもの。

参加者には、話題によっては小学生1年生から、学者までさまざまだが、
子供からプロの大人まで、(答えの白黒に関わらず)自分の意見を述べ、そ
れをまとめていくジェニーのしきりと話術の「技」が面白い。

そして、昨夜のケリーとジュリアの対談。
これは、見事に新女性首相のジュリアが、ケリーの次から次へとでる質問を
うまくかわしきったという感じだった。

(この続きは ↓ の read more... を押してください)


あと「討論会」ではないが面白いのが「マスター・シェフ」。
今、オーストラリアで一番の人気番組で、今週末がグランドファイナル。

この番組が面白いのは、さまざまなバックグラウンドをもつプロのシェフ
希望の人々があつまり、毎回、突然の課題を与えられ、それを短い時間の
中で格闘すること。

また、曜日をかえて、進行役のプロのシェフが料理の技をみせる日もあり、
見ている視聴者も参加者のコンテスタントたちと同じように学んだり、有
名レストランへ学びにいくコンテスタントがいたり、海外へロケして、
見ている側を飽きさせないように工夫している。

面白いのは、番組の途中で、そのコンテストタントたちのコメント。勿論、
あとで収録して、それを合間、合間にいれているのだが、本音がおもしろい。

参加しているコンテスタントたちは、回を経るごとに優秀な人間だけが残る
のだが、最終段階となった今、おもしろいことに最後の5人の中に弁護士が
男女それぞれ1人ずつコンテスタントとして残っている。

最初は「弁護士に料理ができるのかな」と言っていた進行役のプロのシェフ
たちも、今は、そんなからかいはしない。

年齢・職業さまざまで、最少年齢者は20歳。
今回のファイナルの段階でのコンテスタントの平均年齢を彼が下げているが、
あとは、皆30歳代。

飲食業界のマネージャーもいれば、前述のように弁護士もいる。
料理への才能は、本職と関係なく、その人のもって生まれた料理へのパッショ
ンがやはりここまでこさせているのだな?なんて思う。

数日前、ゲスト・シェフとして「料理の鉄人」のフランス料理の鉄人である
坂井シェフが出演。数か月前には、海外ロケでフランスへ行った時にも地元
有名レストランのシェフが出演。途中、立ち寄った香港でも、有名シェフが
出演。

どのシェフも第二外国語である「英語」で番組に参加し、プロのシェフとして
コンテスタントたちへの料理への意見を述べたのに、坂井シェフは通訳つき。
それだけならまだ許せるが、言葉がわからない分をジェスチャーで表現して
いるつもりだろうが、それが子供じみたジェスチャーで、お粗末だった。

SBSの「料理の鉄人」は、オーストラリアでも放送されている人気番組なの
で、日本で有名なプロとして出演しているのに、、もう少し、日本を代表する
フランス料理のシェフの頂点としての態度を望みたかった。

一方、イギリスで有名になったプロのシェフ、ジェイミー・オリバー。オース
トラリアでも有名だが、BBCが彼を世界に旅させる料理の番組がある。

オリバーのパッションは「料理が健康を作る」こと。

イギリスだけなく、世界中の食生活、とくに子供たちの食生活がジャンクな
食べ物で汚染され、不健康な身体を作っている今の世の中に定義し、この間
は、アメリカでも、もっとも不健康とされる食べ物を食べている町へ乗り込
み、学校給食の現場へ、家庭へと「食が健康を作る」ことを訴えた。

ところが、朝からピッツア、昼はチキンナゲット、夜もチキンナゲットとい
う(緑の野菜のまったくない)食生活を、学校給食で、家庭で、町のレスト
ランでも当たり前のその町の人たちに、オリバーはことごとく拒否された。

これは「討論会」ではないが、ジェイミーとそのアメリカ人とのやり取りそ
のものが「討論」で面白い。完璧に拒否されるジェイミー。

イギリスで地位を築き、何も、嫌われてまで、無理をする必要のないこの
セレブリティー・シェフのジェイミーが、番組の中で「どうして、不健康
だということがわからないのか悲しい」と、本気で涙を流していたこと。

アメリカ人からみれば「フン、イギリス人に何がわかる?」という態度で、
ジェイミー(そして我々、視聴者)から見れば、その町のアメリカ人たち
の食生活は無茶苦茶。

ただ一人、理解を示したのが、この町の教会の牧師で「食生活をかえないと
毎年、どんどんと皆、亡くなっている。ジェイミーに換えてもらいたい」と。

この牧師とジェイミーの「討論」もおもしろかった。

さて、8月21日に選挙を控えている為、今週からTVでもジュリアとト二
-の選挙戦がスタートした。

その中での一部が、ケリーの番組へのジュリアの出演。
どんなグサーと疲れる質問にも、笑顔で見事にかわしきったジュリア。

たぶん、先週の半ばのプレスコンフェレンスでのラリーの槍のような6月
23日の夜の質問で(内心、焦った)ジュリアは相当、周到に用意しようと
考えた結果だろう。

週があけてのジュリアとト二-への世論は、圧倒的にジュリアの勝ち。

オポジションリーダーのト二-は、特に女性に人気がないそうである。
わかるような気がするが、、、毎回、TVで記者から質問されるたびに、回
答に困ると彼がいうのが、'' Look,,,What I want to say is......''。

あなたの逃げの口癖には聞きあきたよ、ト二-さん。という感じ。

つい前回までは政権を握っていたOpositionなのに、ト二-以外に
他にリーダーになれる人はいないの?とちょっと残念である。

スリムな体にトライスロンやサイクリングする姿を国民にTVで見せる
「健康イメージ」はわかるが、彼の発言には「中身」がないと、現政権を
非難するばかり、、、と感じるのは、藤井だけではないと思うのですがね?

ロッド前首相を首切りした現政権への猜疑心と、(国家の稼ぎ手の)鉱山
が多い、ここQLD州では、現政権への支持率は高くない。

でもそれは、Opositionを指示するからではなく、あくまでもQLD州
出身で(前代未聞で国民にNo1人気を得たことのある)前ロッド首相の突然
の首切りへの現政権への猜疑心から、、、。

「私たちが投票したって、政権の一期目で首相が変わるなんて?国民の選んだ
首相に国民が白黒つける権利を与えずに、党内で閣議してクビ据え変えるなんて
民主主義に反してるんじゃないの?」とこれがQLD州の人たちの気持ち。

その一方、現政権のジュリアが以前から言い続ける「教育」「メディカル」は国民
の誰もがとても感心のある問題で、これが現政権を維持することへの魅力の一つ
であることは間違いない。

TVの討論会は、日本と違い、コメンテーターも、政治家に遠慮せずグサ、グサ
と差す質問は面白いし、それに答える側も、訊いているだけで「あほか?」「賢い
か?」を見ている側が楽しめるので面白い。

今週末、「マスター・シェフ」のファイナルが放映される夜のTVの時間に、ジュリ
アとト二-の討論会があるらしい。

どうも、オーストラリア国民が「マスター・シェフ」に集中するのをさけるため、
生放送の「討論会」の時間帯を変えるとか?

いずれにせよ、どんな「討論会」になるのか、楽しみである。


2010/07/20(火) | オーストラリアが好きな理由 | トラックバック(-) | コメント(-)

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